携帯電話とパケット通信

世界中で広く使われているGSMのパケット通信方式は、 GPRSと呼ばれています。 また、GPRSを高速化したものに、EDGE CEGPRSとも呼ばれるものがあります。GSMでは、 200kHzのチャンネルを0.577ミリ秒でタイムスロットに分けますタイムスロット8つを1組にして、これをフレームと言います。 通常の通信では、1フレームを8つの端末で利用しますまた、26フレーム1マルチフレムといい、ひとつの端末は、 1マルチフレーム内の26個のタイムストを使い、制御信号やデータ などを送信します。また、ひとつの端末が利用する周波数は固定ではなく、フレム単位で次々と変化するようになっています。これを周波数ホッピンクというが、切り替え速度はそれほど速くありません。スペクトラム拡散通信のような効果は出ないものの、妨害やノイズなどには強くなっています

なお、携帯電話の決済による現金化は、携帯キャリア決済現金化という形で行われます。これには様々な業者がサービスを提供していますが、なかには悪質な業者などもいるので気をつけましょう。

また、GPRSやEDGEは、 1フレーム内のタイムスロットを複数使い、かつ、変調方式やフレム内のエラー訂正コードのコーデイング形式を変えながら、デ タ通信を行う方式となっています。複数スロットを使うことをマルチスロットといい、その使い方として13のクラス(型)が定義されています。このクラスでは、上り/下りの最大利用可能スロット数と、同時利用可能なスロット数が定められていますたとえば、広く使われているクラス10では、同時に5スロットが利用できます。

IMT-2000を規格化したITUでは、 IMT-2000の次代システムの概要を示す図を作成しました。これは、形が動車のパンに似ていることからパンチャー卜と呼ばれます。